立山カルデラの砂防工事 水谷協力推進会

令和2年度 水谷地区工事施工案内

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令和2年度 施工状況

R2 有峰地区渓岸対策(二の谷)工事

株式会社 岡部

R2 有峰地区渓岸対策(二の谷)工事写真
工事場所 富山県富山市有峰地先
工事内容 砂防土工1式
コンクリート堰堤工1式
工期 令和2年11月27日まで
施工会社 株式会社 岡部
関連工事

施工状況ブログ

  • 岡部土木部安全パトロールの実施

    9月5日、岡部土木部による立山砂防現場安全パトロール及び見学会を実施しました。
    若手を中心に参加者11名で、現場をパトロールし、安全管理状況や書類の整備状況、現場の創意工夫、立山砂防での生活状況などを見て回り確認してもらいました。
    若手職員の勉強になると思い企画しましたが、今後立山砂防の現場に配属されたときの立山砂防での仕事や生活に対する不安を払拭するためでもありました。
    今回、現場に来た若手はどう感じたかわかりませんが、岡部が立山砂防に限らず県内全域で土木工事を行っていることは富山県民の安全、安心のための仕事であると理解し、誇りをもって今後の仕事に励んでほしいと思います。

  • 岡部女子パトロール

    先週、立山砂防現場に岡部女子がパトロールに来ました。

    女性目線での現場のパトロール、今回参加者は本社で経理の仕事をされている方1名、積算をされている方1名、遊具の設計をされている方2名です。

    安全通路がデコボコ、トイレは意外ときれい、事務所、宿舎は意外と快適、砂埃がひどい、つぶれた空き缶が落ちていた、現場のトイレは広いものが置かれているが暑そう、など色々な意見をしてもらいました。

    直せるところは直して、さらに快適な職場環境をつくりたいです。

    昨年から岡部では全室個室、事務所、食堂はエアコン完備として快適性を重視しています。これからも若手や女性技術者が働きやすい環境を意識して現場を進めます。

    今回パトロールにわざわざ来ていただいた皆さん、どうもありがとうございました。

  • 堰堤施工の工夫

    以前の堰堤施工では打設足場としてキャットウォーク足場を使用しましたが、
    危険な作業が多くなり他に方法はないかと考えて、今回はくさび式足場を採用しました。
    くさび式足場とすることのメリットとしては、
    作業床幅が広い、ブラケットを張り出すことで構造物との隙間を最小限にできる、
    巾木が専用の部材が用意されているため容易に設置が可能、先行手摺により墜落の危険が
    減少、作業床高さを約50cmピッチに調整できるため最適な位置に作業床を設けることが出来る、
    施工が単純で組立速度が速い。など挙げられます。
     安心して作業を見守ることができ、非常に良い工法だと思います。
    このくさび式足場を一回使ったら、従来の枠組み足場や単管足場、キャットウォーク足場はもう使いたくなくなります。

  • コンクリート堰堤工の施工状況

    コンクリート堰堤工の施工は長引いた梅雨の影響で若干遅れ気味です。
    コンクリート打設予定日に天気が崩れて早朝6時前に中止することが2回ありました。
    生コン車は莫大なキャンセル料が発生しますので、ショックが大きいです。
    しかし、ようやく梅雨明けし、工程を挽回するべく本日は2カ所の打設箇所を連続で施工し、
    無事に完了しました。
    天気が良すぎて熱中症が心配です。

  • 遠隔操作による掘削作業状況

    現在、河床に堆積した土砂の掘削作業を無人化にて進めています。
    掘削作業は1.4m3級遠隔操作バックホウで行います。このバックホウにはラジコン機器、カメラ2基、無線通信機器が取り付けられています。
    写真は掘削状況です。
    オペレーターは窓の外の機械を見ながら、いくつかのモニターを見ながら作業します。
    中央の画面はバックホウのキャビンカメラ(運転手が実際に運転席に座った目線で映しだします)。
    右側はICTモニターです。今年度よりグレードアップし3D表示が可能となり最終的な掘削形状が一目でわかります。あと何m地盤を下げる必要があるかも瞬時に把握できます。
    現在の掘削の進捗率は約15%、予定通りの進捗状況です。

  • 遠隔操作室が完成

    無人化施工用の遠隔操作室が完成しました。
    エアコン完備で快適です。
    ICTマシンガイダンスモニターも作動しています。
    遠隔操作室から重機までは約120mあり目視では見えない
    場所を重機に積載したカメラや固定カメラを用いて作業を行っています。
    右上がICTモニター、中央がバックホウキャビンカメラ、左手前が重機操作用の
    コントローラーです。
    大体1台のバックホウで2カ所のモニターを確認しながら操作します。
    オペレーターは簡単そうに操作しますがかなり難しいです。重機がオペレーター側に向くと旋回レバーが逆になります。

  • 土石流対策(6月11日)

    6月11日、北陸でも梅雨入りが発表され、立山砂防でも11日午後から大雨となり作業を早々に中止し山を下りました。
    12日、現場には1~3mはありそうな巨石がいくつも転がっており土石流と一緒に流れてきていました。
    立山砂防工事では、いつでも土石流が発生する危険性があります。
    そこで、各業者が協力して土石流センサーを設置しています。当現場より上流2km~4kmにかけて9カ所の土石流センサーが設置されています。その信号を現場で受信し直ちに避難できる体制をとっています。また、雨量についても警戒、中止基準を設けてサイレンが鳴るようにしています。
    岡部の現場では無人化施工機械が避難するのに時間を要します。警報が鳴るのを天気予報や雨雲レーダー等で常に予測し、警報が鳴ってから避難ではなく鳴る前に避難を行うよう心掛けています。

  • メイン工事に着手(6月8日)

    6月8日よりメイン工事である無人化施工の掘削作業を開始しました。
    まだ設備関係が完全に出来上がっていないため、離れた場所から目視によりラジコン操作を行い、重機を動かしています。今後、遠隔操作室、固定カメラ、現場用カメラ車、ICTマシンガイダンス等を用いた遠隔操作を行い、施工効率、安全性を向上させながら施工を進めることとなります。
    写真右上の場所が平成23年に崩壊し約22万m3の土砂が崩れ落ちた場所です。現在も集中して雨が降ると土石流となって土砂が流れ出します。
    その直下での作業となるため、作業員は中には入らずに重機作業を行う工事です。
    写真左端の重機は、人が乗っていません。

  • 工事概要

    有峰林道が開通となり、各業者が一斉に工事箇所の確認や準備のために立山カルデラに入りました。昨年の10月末以来7カ月ぶりです。これからの5か月間立山カルデラ内に全員で宿泊しながら工事を進めることとなります。
    さて、今年度の当社が施工する工事の内容ですが、おおまかには
    砂防土工(無人化施工)掘削 約10,000m3、
    コンクリート堰堤工 コンクリート数量500m3
    です。
    下の写真はICT技術であるUAV測量の点群データに施工位置を表したものです。
    気になるのは無人化施工というワードがあります。これは作業員が現場に入らないで工事を行うことなのですが、詳しくは今後ブログで紹介します。

  • ㈱岡部の施工ブログ

    当社ホームページにより本工事の紹介や進捗をブログで更新しています。
    良かったら見てください。
    立山砂防、無人化施工などについて書いています。
    https://www.okabe-net.co.jp/